幼いながら、私が目で見て、感じて
記憶した心の想いを吐き出しました。
大人になった今思うことは
「離れて築く愛があって、離れてこそ
わかる愛」も存在するということです。
買い物カゴに入れたものは買えない
電気は止まりガスも止まる
喧嘩が絶えない。
僕を置いて今日も親はギャンブルへ向かう
笑顔で見送る 今日も僕は一人で眠る夜
何度も寝顔に謝る 親の言葉に気づいていた
気づいていた 気づいていた
離れて気づく愛もある
離れてわかる愛もある
無知な僕には何も出来ないよ
幼い日の記憶
機嫌が悪い親の顔を
今日も伺うそれが僕の日常
たまに貰う お小遣いで
やり過ごす そんな毎日
僕は疲れた、自分の部屋に逃げ込んだ夜
思い通りにならない僕の頬を殴ったんだ
殴ったんだ 殴ったんだ
離れて気づく愛もある
離れてわかる愛もある
無知な僕には何も出来ないよ
幼い日の記憶
離れて築く愛もある
離れてわかる愛もある
離れるくらいが丁度いい
幼い日の記憶