
果てしない海
凍てつく空気
二人が目指すのは
知らない場所だ
ずっと隠してた
芽生えた愛の花
住む世界は違えど
心はひとつ
静寂の夜に
密かに抜け出し
誰にも告げず 影のように消え去った
道はあまりに静かすぎて
胸に不安がよぎり出す
突然 雨粒が頬に落ちてきた
風の勢いが増していく
指先も見えぬ闇
灯火は消え失せ
私たち大波に飲み込まれた
意識を取り戻した時
海を漂う私たち
涙か雨かさえも もう分からない
氷のような海の中
消えてゆく君の体温
私はまた深い夢に落ちていく
聞こえた気がした
私を呼ぶ声
けれど目覚めた隣には
もう君はいない