http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100909/t10013878361000.html
エコカーに対する補助金が当初の予定よりも大幅に早く、7日の受け付け分で打ち切られたことについて直嶋経済産業大臣は「消費者には申し訳ないが、理解をいただくしかない」と述べ、理解を求めました。
燃費のよい車などに最大25万円を補助するエコカー補助金制度について、経済産業省は、当初、終了期限を今月末としてきましたが、予算が不足することが確実になったとして、7日に受け付けた申請で補助金の交付を打ち切ることを8日に発表しました。これについて直嶋経済産業大臣は9日、記者団に対して「想定以上の駆け込み需要があった。消費者には申し訳ないが、理解をいただくしかない」と述べ、予算の不足に伴う制度の終了について、消費者の理解を求めたいという考えを示しました。また、補助金の終了でエコカーの販売が落ち込むと懸念されていることに関連して直嶋大臣は「あす取りまとめる追加経済対策の中で、エコカー関連の設備投資に対して、何らかの支援ができないか検討している」と述べ、企業に対する優遇措置を講じることを通じてエコカーの普及や景気の下支えに取り組む方針を明らかにしました。
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