歌詞
舞い散る花に酔い乱されて
狂い咲いた恋心
滴る蜜の 香りは甘く
毒に侵され ただ堕ちていく
戯れに 手折る背徳の花
色付く花の香りは甘く
朧の月は闇を照らす
舞い散るように踊る娘は
常夜を彷徨う花の精
甘い香りの蜜に誘われ
ひらりと止まる気高き羽
凛々しい瞳に熱、灯して
ふわりと優雅に微笑んだ
視線が絡む瞬間 恋に落ちた
高鳴る心臓
ただ見つめ合い 名前を呼んで、
微笑み交わす 誘われるまま
戯れに 其れを摘み取った
舞い散る花に酔い乱されて
狂い咲いた恋心
滴る蜜の 香りは甘く
毒に侵され ただ堕ちていく
背徳さえ 熱情に変わる
花盗人
は罪滅ぼしに
虚像の愛をささやいた
「知りたいのなら、 「知りたいのです、
暴いてみせて」 暴いてみせる」
ゆっくりと 罪の連鎖に堕ちる
出会わなければ― 気付かなければ―
憂う気持ちは闇に解けて
後悔なんてしてない振りは
瞳が合ったら、もう隠せない
視線が絡む瞬間 影が落ちて
逸らされた瞳
「焦がれることが 「求めることが
偽りならば…」 過ちならば…」
心ごと 捨ててしまいたい
舞い散る花に酔い乱されて
狂い咲いた恋心
愛していても 言葉にできず
触れさえしない ただ微笑んで
本当の 想いは届かない
花盗人
は罪滅ぼしに
虚像の愛をささやいた
「気付いてるんでしょう、 「お望みならば、
お願いだから…」 攫っていくよ」
戯れの 言葉は 虚空に消えた
舞い散る花に酔い乱されて
狂い咲いた恋心
許されぬ恋、叶わぬ願い
二人を分つ 消せない運命
本当の 想いは葬(ほうむ)った
花盗人
は罪滅ぼしに
永遠の愛をささやいた
「愛してるなら、 「儚い夢よ、
振り返らないで」 終わりにしよう」
二人、また 出会う日まで
さよなら
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