
「黒いビールが好きなんですね」と言われるたび、「腹黒いんで」と笑って返す男。そんな筋金入りのクラフトビール好きの、少々面倒くさくも揺るぎない「ビール哲学」を描いた英国PUB風フォークロック。
スタウトとシュバルツを一緒にされるのは許せない。流行のIPAやヘイジーには目もくれず、ポーター、スタウト、そして別格のインペリアルスタウトへ。オールド・ラスプーチンやKBSへの偏愛まで、徹底して自分の好みを貫く。
「腹黒い」という言葉を、性格の悪さではなく「黒く、重く、濃いビールを愛する男」の自虐的なジョークとして使い、頑固さの奥にあるビールへの愛情を描いている。
音楽は、夜更けのロンドンのPUBを思わせる少し泥臭いブリティッシュ・フォークロック。皮肉を含んだ語り口で、「流行より信念、一杯なら一番好きなものを」という男の生き方を歌った一曲。
...查看更多 收合[verse 1]
泡よりも色を見る
琥珀じゃなく 夜の色
クラフトビールが 生き方で
黒い盃に 哲学あり
「黒ビール?」と 指をさす
その一言で 空気が止まる
スタウトは スタウトだ
シュバルツとは 別の話だろ
⸻
[chorus]
「黒いのが 好きなんですね」
そう言われりゃ 笑って返す
「腹黒いんで」
冗談みたいに 言うけれど
この一杯に 嘘はない
⸻
[verse 2]
大手が作る シュバルツを
スタウト扱い? 気に食わねえ
ポーターは許す ブラックIPA
悪くはないが 選ばない
チョコレートを つまみにして
グラスの底を 覗き込む
軽い順? そんな作法
俺には 必要ない
⸻
[chorus]
「黒いのが 好きなんですね」
そう言われりゃ また答える
「腹黒いんで」
流行りよりも 信念を
苦みの奥に 愛がある
⸻
[verse 3]
別格なのは インペリアル
重さも夜も 深すぎる
オールド ラスプーチン
この名を呼べば 心が震える
今年のKBS 入ったなら
仕事? 悪いが 休ませろ
バレルの香りに 酔うまえに
人生ごと 飲み干したい
⸻
[bridge]
IPAは きらい
ヘイジーも きらい
流行りは 泡みたいに
すぐ消える
実はちょっと 酒に弱くて
すぐ顔に でちまうけど
だからこそ 最初から
一番好きな 闇を飲む
⸻
[last chorus]
「黒いのが 好きなんですね」
最後も同じ 答えだ
「腹黒いんで」
そう言いながら グラスをあげる
その男 腹黒い
そして
誰だれより正直だ