作曲 Composer:ショルヘーノ Scholl
作詞 Lyrics・歌メロ作曲:蜂鳥あみ太=4号 Amita Hachidori
歌唱 Vocal:蜂鳥あみ太=4号 Amita Hachidori
ギター・トラック制作 Guitar&Track:ショルヘーノ Scholl
編曲・録音・ミックス・マスタリング Arrange&Recording&Mix&Mastering:ショルヘーノ Scholl
録音会場 Recording Studio:Studio Amita
真夏の太陽の下で今にも凍え死んでしまいそうな俺の心臓を
お前は鷲掴みにしてまるでパイナップルでも放るかのように
道路の上に投げ出すものだから
己の縄張りに至っては全く遠慮を知らないどころか
これは不可抗力なのだからと神に言い訳でもするように
血に飢えた鉄塊達がピラニアのようにやって来ては
何度も何度も徹底的に踏み均し
果たして何を轢いたんだったかもはやわからないぐらいに
それはもうすっかりと四散してしまって
至る所にへばりつくそれを拾い集める気など
これっぽっちも起きはしないのだ
おお 何を言っているのか まるでわからない
生まれて そして 死ぬ
生まれて そして 死ぬ
生まれて そして 死ぬ
それだけ
分娩台の上で処刑されパステルカラーの霊柩車に揺られて眠る
お前が白目を剥きながら見る夢はいつだって色が無い
卵の白身だけが焼けたアスファルトに敷き詰められて
陽炎の中でただ緩やかに凝固していくような
モノクロームの悪夢ばかりを何度も何度もやり過ごしながら
三半規管の子宮の中にまた新しい命を宿し
そのあまりの重さに眩暈を起こしながらも
生きねばならぬ生きねばならぬと呪いのように呟いて
ヘドロのように疲れ果てシーツの上へと倒れ込み
薄れゆく意識の中でぼんやりと視界に入った天井のどす黒い染みが
まさか最後に見る光景だったとは誰だって思う筈もなかったんだ
何を言っているのか まるでわからない
生まれて そして 死ぬ
生まれて そして 死ぬ
生まれて そして 死ぬ
それだけ